愛媛県内子町の職人が丹精した工芸品などを展示即売する「内子の手仕事展」(内子町主催)が17日、東京都世田谷区の「ギャラリー澄光」で始まった。手すき和紙や木工細工を中心にぬくもりを感じさせる20種類余りが並び、来場者が手触りを確かめながら買い求めている。23日まで。
 首都圏で内子の特産品をPRしようと初めて単独で催した。和紙が使われた便箋や照明器具には、金属の箔(はく)があしらわれ、高級感漂うデザインとなっている。曲げわっぱの弁当箱も来場者を引き付けていた。
 東京で愛媛のアンテナショップを運営する「愛媛サポーターズ」(松山市)に運営を委託しており、3月にも都内2カ所で開催予定。3月19日には池袋で町の食や歴史をテーマにしたワークショップを催し、内子産食材を使った薬膳を提供する。